守山市でCafe ink MORIYAMA(カフェ インク モリヤマ)を運営されている佐子友彦さんが
プレゼンターとして登壇してくださいました。
Cafe ink MORIYAMAは、守山市重層的支援体制整備事業に係る社会参加支援事業を担っています。
重層的支援、社会参加支援、と聞くととっても難しく感じますが、
例えば疾患がある人、ひきこもりだった人など就労の機会を得ることが難しい人を、
中間就労や雇用にマッチングするという就労困難者の就職支援などを行っています。
Cafe ink MORIYAMAは単なるカフェでなく、就職困難者を「助けてもらう社会的弱者」でなく、
「周りを助ける働き手」にする。
そういう役割も担っています。
そんなCafe ink MORIYAMAの成り立ちはコロナ禍。
学校がお休みになり、子どものお昼ご飯の用意を安価でお願いしたい保護者と、
お客さんが来ない飲食店のマッチングができないかと佐子さんが試行錯誤した結果、
フードバンクの食材を利用することを思いつきました。
フードバンクびわ湖の活動を行うことになり、そこで出会った守山市役所の職員と行政と住民自治の中間コミュニティとして活動を行うことになり、カフェを立ち上げることとなったのです。
「必要なヒトへ、必要なコトを」を合言葉に、Cafe ink MORIYAMAは不登校の学生の居場所であったり、食料廃棄削減であったりと様々な社会課題の解決を目指しています。
Cafe ink MORIYAMAの佐子さんは
「わたしのお金が地元で生かされている」という実感をはぐくむためのアイデア
を募集しました。
地域住人がお金を出してより良い地域にする、そんな循環が育まれると素敵ですね!
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